昨日、申請取次事務研修に行ってきました。
これは、行政書士が「申請取次」の資格を得るための、いわば「資格内資格」を取得するための必修研修です。
で、それをとることでいったい何ができるのか?
日本にいる外国人の方々は、必ず何かの「在留資格」を取得していますし、これから日本へ来ようとする外国人も、目的が何であっても、必ず何かの「在留資格」を持たなくてはなりません。 勘違いしてはいけないのは、研修でも話されていましたが、 日本にいる外国人は、必ず何かの在留資格に該当している のであって 日本に来ようとするする外国人が、必ず何かの在留資格に該当するわけではない ということです。
何が言いたいのかというと、日本に来ようとする外国人が目的としていることが、必ず何かの在留資格に該当するとは限らない。いくつかある在留資格、どれかの内容に合う入国目的や身分に該当するように考えなければならない、ということです。
そして、正しい内容で「在留資格認定証明」を受け、「査証(VISA)」を取得し、日本入国へのスタート地点に立てるわけです。
ん?まだ、スタート地点? という感じですが、これはその通りで、その後、上陸審査を受け、上陸拒否自由に該当しなければ、晴れて入国へと至るんです。
そして、「査証(VISA)」を取得する手続きは、上記の「在留資格認定証明」がないと半年近くかかるそうですが、「在留資格認定証明」があれば、ケースによるでしょうが2~4週間といったところでしょうか。 つまり、この「在留資格認定証明」があると、大きく時間短縮ができるということになります。
で、その「在留資格認定証明」を受ける手続きを我々がお手伝いできる、というわけです。
ただ、その書類作成自体は、行政書士のそもそもの業務なので、特に今回の資格が必要なわけではありません。
では、この資格を取るメリットは?というと
「申請取次」の名の通り、申請人本人に代わって、書類提出し、そして結果の受取まで行うことができるという点です。 そして、これは、この「在留資格認定証明」の場合だけではなく、「資格変更」「資格更新」、その他「永住許可申請」「資格外活動許可申請」「就労資格証明書交付申請」等々、在留資格に関する申請は一通りお任せいただけます。 また、どういった資格で申請すべきなのか、現状で審査が通るのか、何か改善点はあるのか等といった相談に関してもお受けいたします。
そういった申請を最初から最後まで任せていただくことで、本人の負担も減り、通常の生活にもほぼ支障をきたすことなく、申請を行うことができます。
そして、その資格を取得するための研修を、昨日受けてきたのですが、朝10時半から夕方5時までの長丁場。 頂いた教材・資料もボリューミーでした...

肝心の内容ですが、習うより慣れろ、といった感じで、すでに、といっても一度業務をこなしただけだったのですが、経験しただけあって、分かる部分、分かっていた部分も多くあり、やりやすかったです。 最初の業務の時に必死になって調べまくったのもの無駄ではなかった、ということですね。
そして、その日のうちに効果測定。つまり、テストですね。 この点が悪いと資格が取れないのですが、結果は...まあ、正式に発表されてからにしましょう。
さて、どうなることやら。
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