昨日は滋賀県は大津市の佐久奈度神社へ。
目的は、単純に神社巡りもありますが、 もうボチボチ一年も終わりということで、時間のある内に、一年の穢れを落とす禊(みそぎ)も兼ねて行ってきました。
ここのご祭神は、瀬織津姫命、速秋津姫命、気吹戸主命、速佐須良姫命の四柱の神様です。 これらの神様は、祓戸大神とも称され、それぞれの方法で穢れを取り除いてくださる神様とされています。
大祓詞(おおはらえのことば)の最後にもこんな記述があります。
佐久那太理に落ちたぎつ速川の瀬に坐す瀬織津比売と云ふ神、大海原に持ち出でなむ。 如此持ち出で往なば、荒潮の潮の八潮道の八潮道の潮の八百会に坐す速秋津比売と云ふ神、持ち可可呑み てむ。 如此可可呑みてば、気吹戸に坐す気吹戸主と云ふ神、根国底国に気吹き放ちてむ。 如此気吹き放ちてば、根国底国に坐す速佐須良比売と云ふ神、持ちさすらひ失いてむ。 如此さすらひ失いてば・・・・罪と云ふ罪は在らじと、祓へ給ひ清め給ふ事を、天津神、国津神、八百万の神等共に 聞し食せと白す。
といった感じで、この四柱の神々が穢れを取り去ってくれるんですね。 そして、ここに出てきた佐久那太理というのが、この神社の名になっている佐久奈度を表しているんだそうです。 そういったこともあり、この神社は、平安時代から天皇の厄災を祓い、都を守護するための祓所として著名だったそうです。
さて、しっかりと参拝を済ませた後、すぐ脇を流れている瀬田川へ。 この日、何人かの方々が三脚付きのカメラを構えて、ひたすら川面を狙っていましたが、何かあったのでしょうか?

この辺りは、周りも静かで、ボーっと川の流れを眺めているといくらでも時間を過ごせそうです。
しかし、そうも言ってられないので、適当に切り上げ帰途につきました。
こういうのは気持ちの問題だとは思っていますが、少しすっきりした気分になって年越しを迎えられそうです。
塾の方は冬期講習会が始まり、受験生は追い込み真っ只中になっていきます。 こっちも負けずに頑張るか。
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