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塾講師で行政書士の 徒然日記
仕事に関係あることやないこと、趣味の神社巡りやその時その時に感じたこと、思ったことを気ままに綴ってます。業務に関しては、本ブログのリンクから当事務所のホームページをご覧ください。
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入管実務研修
先日、京都府行政書士会の国際業務部が開催する、「入管実務研修」へ行ってきました。


一応、中・上級者向けということで、内容は、基本的なことよりは、実際にあった依頼を元にしたものです。

そもそも、何度かブログでも書いてきたように、「単純な依頼」というのはネットなどで比較的容易に情報が入手できる時代になっているので、まず、我々のもとへ来ることはありません。

ですので、我々のもとへ来る依頼というのは、基本的に「ワケありな依頼」ということになります。
一見、簡単そうだな、と思える依頼ほど、何か裏に隠れているかも、と慎重になる必要があるのです。


さて、肝心の研修内容ですが、今回は在留資格「人文知識・国際業務」について。
この資格は、「文系」の専門知識を活かして就労するための資格です。
現在は、その理系バージョンに当たる在留資格「技術」とあわせて、「技術・人文知識・国際業務(技・人・国)」となっています。
このご時世、就労内容が、完全に文系だけ・理系だけと区別することが困難になってきているため、それを統一してしまった形になります。

どの在留資格に関してもそうですが、一応の示された基準があり、それをクリアしていることを立証するために様々な資料を準備する必要があります。
そして、申請の可否に関しては、入国審査官にある程度の裁量が認められています。

そこで、我々の考えるべきことは、まず、依頼者の事情も鑑みながらどの在留資格で申請すべきなのか、そして、入国審査官を納得させるためにどのような資料を揃え立証していくべきなのか、といったことです。

複雑な事情を抱えていれば、まず在留資格を何で申請すればいいかで悩みます。
基準で定められた「最低限」の資料では心もとない場合、それ以外の更なる資料を準備する必要も出てきます。

そこまでやっても、ダメな時はダメなんです。
その辺りのことも依頼者さんには理解していただいた上で、できる限り依頼者さんの希望に沿うような結果を得られるように最大の努力をしてくことが大切なんだろうと思います。


それでは、例を。
(相談内容)
とあるアメリカ人女性(以下、妻。)が、アメリカ人男性(以下、夫)と結婚し、その後、日本へ来た。
現在、9年間日本で生活しており、夫は会社を設立し、英会話学校を経営している。
妻も、講師として夫と共に、1週間に20時間程度英語を教えてきた。
ところが、昨年の秋ごろから、夫は別居し、妻は家を借りて一人で別居するようになった。
妻の在留期間はもうすぐだが、妻としてビザを延長できるのか?
本当は、できれば夫の扶養家族として在留したくない。
妻自身、現在小さな英会話スクールを始め、生徒も20人ほどいる。
英語は、ボランティアや個人レッスンなど経験は豊富なので、妻自身のビザを取って自立したいが、どうすればよいか。

(考 察)
この場合、夫は「経営・管理」、妻は「家族滞在」の資格でしょう。
そうすると、妻の「1週間に20時間程度」の仕事というのが、資格外活動となり、問題が出てきますが...
まあ、夫婦間のことであり、賃金も受け取っていないので、ここでは特に考えません。

で、妻の在留資格をどうするのか。
このまま、家族滞在でも良いのかも知れませんが、いずれは離婚へ、という流れになりそうです。
そこで、いくつかの選択肢が。

① 離婚調停中ということで、一旦「家族滞在」で申請⇒その後、会社を設立するなりして「経営・管理」を取得

② すぐに資本金500万円ほどが準備できるなら、すぐに「経営・管理」へ資格変更

③ 妻の英会話スクールの経営を別の人物に任せ、本人はそこに雇ってもらい「技・人・国」へ資格変更


簡単に、サラッと挙げましたが、特に②と③は様々な条件や裏道?のようなものがあったりします。
別にいかがわしいことをするわけではないですよ。

そして、そういった選択肢の中から、本人の希望に最も沿うものを選び進めていく。
ただ、それを立証していくための資料集めで、また躓くこともしばしば...だそうです。


といった感じで、その他、数例を挙げて話していただきました。

まず、間違いなく、この内容がそのまま使えることはないと思いますが、何かの指針にはなると思います。


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プロフィール

伊藤 淳

Author:伊藤 淳
ブログはボチボチ更新中。
趣味は、フットサル、神社巡り、音楽鑑賞(主にHR/HM、アニソンなど)。
現在、行政書士として、京都、奈良を中心に活動中。京都府木津川市の進学ゼミエストという塾で塾講師もやっています。
行政書士業務については、リンクより当事務所のホームページをご覧ください。


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